特殊詐欺対策について
2023.04.30掲載
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お役立ち情報

=特殊詐欺にあわない、あわせないために=

特殊詐欺のターゲットになりやすいのは、高齢で何かあったときに周りに相談できる親族がいない環境におかれている方です。要介護としてサービスを利用されている方にも条件に当てはまりそうな方がいらっしゃる場合があります。

完全に防ぐことは難しいにしても、利用者の方が急にお金に関する質問をしだしたり、普段は話が出ない親族の話をしだしたり、常に電話やメールを気にされる方がいらっしゃる場合、お話を聞くだけでも未然に防げることがあります。

ニュースや情報番組などでも日々とりあげられている内容ではありますが、主な特殊詐欺の内容をご紹介します。

– 振り込め詐欺:電話で「息子や孫が事故にあった」「税金や保険料が滞納している」と言って、指定の口座にお金を振り込ませる。
– 宅配便詐欺:電話で「お礼の品を送ります」と言って、宅配便で現金書留や商品券などを送らせる。
– 架空請求詐欺:電話で「会員登録料や利用料が未払いです」と言って、請求書や振込用紙を送ってくる。
– ひったくり詐欺:電話で「貴重品を預かってほしい」と言って、自宅や公共の場所でひったくりに遭うように仕向ける。

これらの特殊詐欺に対する対策は、以下の点に気をつけましょう。

– 知らない番号からの電話には出ない。出てもすぐに切る。
– 相手の名前や関係を確認する。本当に親族や知人かどうか疑う。
– 急かされたり脅されたりしたら、周囲の人に相談する。警察や消費生活センターなどに連絡する。
– お金や貴重品を渡したり送ったりしない。振込用紙や請求書は無視する。

特殊詐欺は決して他人事ではありません。介護する人も介護される人も、一緒に防ぎましょう。