ネットリテラシーについて
2023.03.05掲載
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お役立ち情報

=スマホで情報発信、本当に大丈夫?=
スマホで連絡を取る、自分からインターネットに情報を発信する機会が増えて久しいですが「ネットリテラシー(インターネット・リテラシー)」について意識したことはありますでしょうか?

ビジネスマナー、一般的なマナー、各種ルールは気にしているけど、電話の延長の感覚でインターネットを利用されている方も多いかと思います。今回は、ネットを少しでも安全に利用しトラブルに巻き込まれる可能性を減らすためにちょっと心にとめておいてほしいことをご紹介します。

=インターネットは世界中の人が見ている=
Twitter,FaceBook,TikTokのようなSNSでは、基本的にその発言が全世界に公開されています。また、友達登録が前提となるLINEをはじめとするSNSは、一般的に仲間同士の内輪話のように思われていますが、思わぬところからその発言や写真が外に出てしまうこともあるので注意が必要です。限定をしていようが、自分以外の他人が見れるということは流出する可能性が0ではないということです。

=情報を鵜呑みにしない、プロフィールなどはそもそも正しい保証がない=
インターネット上の情報は、その真偽を誰も保証してくれません。例えば、今ネットでやり取りをしている相手が男なのか女なのか、歳はいくつなのかなど、私たちにそれを確かめる方法はありません。そのため、不用意にネット上で知り合った相手と会うことは、何らかのトラブルに巻き込まれるおそれがあり危険です。

=面と向かって言えないことはネットで言わない=
ネットでの発言は相手の顔が見えないので、ひどい言葉を抵抗感なく使ってしまいがちです。これは相手も同じであり、ひどい言葉を使うと、さらにひどい言葉が返ってきて、その罵り合いが泥沼のような応酬に発展することがあります。
また、口から発した言葉は録音録画されない限りは残りづらいものですが、ネットに掲載した情報は複製・拡散されネット上を漂うこととなります。これらをすべて消し去ることは実質的に不可能です。

=ネットでおこなったことは通信事業者に記録が残っている=
自分ではこっそり行動しているつもりでも、電話会社には契約したユーザーがネット上でおこなった行動が通信記録という形で残されています。犯罪予告などをした人が警察に逮捕されてしまうのはそのためです。つまり「ネットは決して匿名ではない」ということを理解しましょう。

=メール・ショートメッセージのリンクは開かない=
迷惑メールには紛らわしい情報とともに「リンク(下線のついた文字)」で誘導したり、添付ファイルを開かせようとしたりします。
特に会員情報に関するリンクについては「メールの画面から開かない」で「アプリやブラウザの管理画面から直接確認する」ようにするだけでも違ってきます。