いばらき認知症あんしんナビについて
2025.06.09掲載
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お役立ち情報

茨城県が提供する「いばらき認知症あんしんナビ」は、認知症に関する正しい知識の普及と、認知症とともに生きるすべての人々(ご本人、家族、介護・医療の現場で働く方々など)への支援を目的としています。県が作成・運営しているため、信頼できる情報や地域に根ざした支援体制についての、情報や実践例が提供されています。

– 認知症の基礎知識
サイトでは、認知症の原因や種類、進行過程、認知症の方への接し方など、認知症に関する基礎的な知識が動画や読み物、図表など多様なメディアを通して掲載されています。これにより、一般の方が専門用語に惑わされず、わかりやすく認知症を理解できるようになっています。

– 早期発見・予防の重要性
「早期発見のススメ」と「最新治療」などのセクションでは、認知症の早期発見とそれに続く適切な治療の大切さが強調されています。状態が軽い段階での受診・診断が、後の治療効果や介護の質を左右するため、利用者に積極的な受診を促しています。

– 認知症チェックリスト・クイズ
自分や身近な人に認知症の兆候があるかどうかを考えるためのツールとして、チェックリストやクイズが提供されています。これらの機能は、利用者が自分自身で状態を把握するきっかけとなり、必要に応じて専門機関への受診を促す役割を果たしています。

– 受診・相談・サポート
サイトは、認知症の疑いがある場合には「受診する」ことが重要であると説明しています。受診を通じて症状が軽い段階で適切な治療を受けることが、症状の進行を遅らせ、本人や家族のQOL(生活の質)を保つ鍵であると強調。また、行政や関連団体による支援体制、相談窓口の情報、医療機関や認知症ケアの流れ(ケアパス)の説明も充実しており、地域とのネットワークを活かして安心して生活できる環境づくりに寄与しています.

– 新着情報
最新の治療薬である「レカネマブ」の初回投与実施医療機関リストの更新や、認知症介護実践者向けの研修案内、またインタビュー記事の更新など、定期的に新しい情報が追加されています。これにより、利用者は常に最新の治療動向や支援策について知ることができ、タイムリーな対応が可能となります.

このサイトは、認知症に関する情報を単に提供するだけでなく、利用者やその介護をする人たちが適切な支援や治療への一歩を踏み出すための道しるべとなる役割を果たしています。また、実際の体験談や専門家の声を通じて、認知症に対する不安や偏見を払拭し、前向きに「認知症とともに生きる」ためのヒントが散り掲載されています。

いばらき認知症あんしんナビ(茨城県)
https://dementia.pref.ibaraki.jp/dementia/navi/xs=_unr5zHK5dp7c/