Appleをかたるフィッシング詐欺は個人情報を盗むことを目的として、正規のAppleのメールやSMSに似せたメッセージを使ってきます。
ターゲットとなる情報は
– Apple ID(メールアドレスまたは電話番号)
– パスワード
– クレジットカード情報(カード名義、番号、有効期限、セキュリティコード)
で、メールのリンク先のサイトも正規のサイトに似せたもので入力することを誘導します。
<フィッシング詐欺メールやSMSの件名の例>
– 「Apple IDのお支払い情報を更新」
– 「サブスクリプションの有効期限がまもなく終了します」
– 「認証手続きを完了してください」 など
※本物に見える件名ですが、リンク先はフィッシングサイトです。
<フィッシングサイトの特徴>
– 実際のApple公式サイトを模倣しており、外見上の違いを判別することが非常に難しいです。
– サイト内で個人情報の入力を求めてきます。
被害を防ぐための対策としては、
1. リンクをクリックしない
メールやSMS内のリンクをクリックせず、公式のAppleアプリやブックマークした正規サイトを直接利用してください。
2. 迷惑メールフィルターの利用
多くのメールサービスには迷惑メールフィルターが搭載されています。この設定を確認し有効化することで、フィッシングメールを減らせる可能性があります。
3.正規メールの確認
Appleの正規メールは送信ドメイン認証に対応しており、特定のメール環境ではロゴが表示されます。このロゴがない場合は慎重に対応しましょう。
サイトに情報を入力してしまうなど、被害に遭ってしまった場合は、すぐに関連する機関(例えばクレジットカード会社)や、Appleサポートに連絡を取る必要があります。また、フィッシング詐欺の詳細に基づいてパスワード変更やアカウント保護の対策を講じることが重要です。
詳細な情報についてはフィッシング対策協議会のお知らせをご覧ください。
Apple をかたるフィッシング (2025/03)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/apple_20250305.html