最近、コード決済サービスを悪用した新たな詐欺手口が増加していることが報告されています。
これらの詐欺は、オンラインショッピングを行った後、商品が欠品していると偽って返金を申し出るというものです。しかし、この返金プロセスは実際には送金詐欺であり、消費者が自分のお金を詐欺師に送金してしまう結果になります。
手口としては、指示に従って操作を行うと「返金」される金額を「送金」してしまいます。
これらの詐欺は、LINEなどのメッセージアプリを通じて行われることが多く、返金プロセスを完了するためにアプリをインストールするように誘導される場合もあります。
国民生活センターでは、これらの詐欺に対して警戒を呼びかけており、以下のアドバイスを提供しています。
– 「○○ペイで返金します」と言われたら、それが詐欺である可能性が高いと疑ってください
– 返金を約束された場合でも、LINEなどのメッセージアプリに移動することなく、疑問を感じたらまずは確認、相談をしましょう
– 通販サイトを利用する際は、販売業者の所在地や連絡先、販売責任者名などの情報を確認しましょう
詐欺に遭遇した場合や疑わしいと感じた場合には、消費者ホットライン「188(いやや!)」や警察相談専用電話「#9110」を利用して相談することができます。
詳細な情報や報告書は、国民生活センターの公式ウェブサイトで公開されていますので、ぜひご確認ください。
– 国民生活センターと日本通信販売協会の名称を悪用する○○ペイ返金詐欺業者にご注意ください
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240731_3.html
– 返金詐欺に注意!「○○ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑って!
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240731_2.html