パソコンサポート詐欺に気を付けましょう
2024.04.08掲載
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お役立ち情報

パソコンのサポート詐欺は、インターネットを使用している際に突然表示される「ウイルスに感染している」という警告画面や警告音をきっかけに、利用者をだまして金銭を詐取する犯罪です。

このような詐欺は、特に高齢者を狙ったものが多く被害が増加していますが、新年度に当たるこの時期は意外と若い方も引っかかってしまう傾向にあります。

基本的に、警告画面に表示された電話番号に連絡を取らせ、マイクロソフト社などの名を騙る偽のサポートスタッフが、遠隔操作ソフトをインストールさせるよう指示します。その後、パソコンの修理やウイルス除去と称して、サポート料金を支払わせるケースがあります。さらに悪質な場合、インターネットバンキングでの送金を指示し、大金を詐取することもあります。

この時、連絡をしてしまう人は「IT・PCに関する知識があまりない方」と「被害にあってしまったことを隠しておきたい方」が多く、前者は高齢者の方、後者は会社のPCなどで被害にあってしまい、自力で解決しようとしてしまう方が該当しやすいかと思います。

被害にあわないためにも以下のような対策を心がけておきましょう
– パソコン利用中に突然警告画面や警告音が出ても、慌てず、画面に表示されている連絡先には電話をしない。
– 警告画面が表示されたり、遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合でも、自分でパソコンの状態を確認する。
– 自分で判断できない場合は、周りの人に相談する。会社であれば上司、IT関連の担当者に相談する。

サポート詐欺は、一見すると本物の警告に見えるため、誰でも被害に遭う可能性があります。しかし、冷静に対処し、正しい情報を得ることで、これらの詐欺から身を守ることができます。もし疑わしい警告に遭遇したら、上記のアドバイスを思い出し、適切な対応をとるようにしましょう。

パソコンで警告が出たらサポート詐欺に注意!(国民生活センター)
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240327_1.html