マイナ保険証について
2023.04.23掲載
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お役立ち情報

今年4月から、マイナンバーカードに健康保険証をひも付け一体化したオンライン資格確認システム「マイナ保険証」の導入が医療機関に原則義務化されました。
マイナ保険証は、利用者が読み取り機にカードをかざし、顔認証か暗証番号で、本人と保険資格の確認ができるシステム。患者同意の下で薬剤や特定健診の情報が得られるほか、災害時などに確認できるため、適切で迅速な検査や治療が可能になります。

ここでは知識として手続きの概要を簡単にご紹介します。

マイナンバーカードを保険証として利用するには、以下の手順が必要です。

1. マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取り(カードの取得)
2. マイナポータルやセブン銀行の対応ATMで、健康保険証利用の申請(健康保険証との紐づけ手続き)
3. 申請が承認されると、マイナンバーカードに健康保険証情報書込(紐づけ完了)
4. マイナンバーカードを保険証として利用できる医療機関や薬局で、カードリーダーにかざして利用(健康保険証としての利用)

マイナンバーカードを保険証として利用するメリットは、以下のとおりです。

– 医療機関がオンラインで薬剤情報などの患者情報を確認できるため、より正確な診断や投薬が可能になります。
– 初診料や再診料の窓口負担が低くなります。
– 今までの保険証を紛失したり更新したりする手間が省けます。

マイナンバーカードを保険証として利用する場合でも、今までの保険証は廃棄せずに保管しておく必要があります。
順次対応した医療機関・薬局でマイナンバーカード保険証を利用できるようになっています。厚生労働省のホームページで確認することができます。

マイナンバーカードの健康保険証利用について(厚生労働省Webサイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html