<介護のお仕事>生活相談員
2022.11.27掲載
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お役立ち情報

=生活相談員について=

デイサービスや特別養護老人ホームなどの介護施設には生活相談員が配置されることとなっています。
お仕事の募集の際にも、介護職とは違った形で募集をされています。

生活相談員のお仕事は「利用者・家族・各種機関・施設内部門との連絡調整」「施設受け入れ準備や契約業務」などがあげられます。

=生活相談員が持つ介護相談支援の資格=
生活相談員はお仕事の種類(職種)であって資格ではありません。生活相談員は以下のうち、一つの資格を有している必要があります。

・社会福祉士(国家資格)
・精神保健福祉士(国家資格)
・社会福祉主事任用資格

また、都道府県独自の特例として以下の資格等が認められることもあります。
・介護支援専門員
・介護福祉士
・老人福祉施設の施設長経験者
・一定期間以上の介護計画作成経験を有する者

このような資格や下地を持った生活相談員は、介護相談・支援のプロといえます。

=ケアマネージャーとの違い=
お仕事の内容を見ていると、どこかケアマネに近い存在のように思われるかもしれません。しかし、その役割は明確に異なっています。

ケアマネージャー:「利用者」が関わる全ての介護サービスを把握(利用者個人に対するマネージメント全般)
施設の生活相談員:「所属する介護施設」のサービスについての把握(自分の所属する施設の利用者に対するマネージメント)

両者ともに利用者やご家族への相談窓口となる職種ですが、生活相談員はあくまで所属施設に関することにたいする相談がお仕事の対象となります。