共育(トモイク)プロジェクトについて
2025.09.08掲載
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お役立ち情報

共育(トモイク)プロジェクトは、仕事と子育てを「パパとママだけ」に任せず、職場や地域、行政、サービス事業者、そして社会全体で支え合いながら子どもを育てる新たな取り組みです。厚生労働省が公式Webサイトを開設し、共育に関する最新情報やイベント、関連情報を発信しています。

日々の保育園の送迎や参観、帰宅後の夕食準備など、家事・育児の負担は依然として偏っています。特に男性の育児休業取得率は過去最高の40.5%に達したものの、まだ十分とは言えません。長時間労働や職場文化が壁となり、ワンオペ育児を解消できない状況が続いています。こうした課題を解決するため、個人の意識改革や制度充実だけでなく、企業の雇用環境改善や職場風土の改革を通じて「共育」を社会全体に根付かせることがプロジェクトの目標となっています。

公式サイトでは、さまざまなコンテンツを通じて共育の理解と実践をサポートします。

– イベント・セミナー情報(調査結果発表や企業向けワークショップなど)
– 調査結果報告(男性の育児休業取得率や若年層のワーク・子育て意識調査など)
– セミナー動画の配信
– 資料ダウンロード(PDF形式の調査レポートやフォトセッション資料)
– プロジェクト推進委員会メンバーの紹介

共育プロジェクトは、まず社会の課題を「見える化」し、次に現場での実践を後押しする仕組みづくりを進めます。

今後はさらに、企業や自治体が取り組みを共有しやすくする取り組み支援、オンラインコミュニティの活性化、モデルケースの成功事例発信などを通じて、共育の輪を全国へ広げる予定です。

詳細については下記サイトをご覧ください。
トモイクプロジェクト(厚生労働省)
https://tomoiku.mhlw.go.jp/