サポート詐欺に注意
2023.07.02掲載
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お役立ち情報

=サポート詐欺と対応策について=

サポート詐欺とはパソコン等でインターネット閲覧中に画面に突然、ウイルス感染やシステムエラーなどの警告が表示され、電話番号やリンクをクリックして対処を求められるものです。

しかし、これらの警告は全て偽物であり、電話やリンクを利用すると、悪意のある第三者に個人情報やクレジットカード番号などを盗まれたり、不要なサービスやソフトウェアに高額な料金を請求されたり、遠隔操作で乗っ取られて身代金を要求される危険があります。

サポート詐欺に遭わないためには、以下の点に注意しましょう。

– インターネット上の警告やメッセージには信用しないこと。本物のセキュリティソフトやOSは、電話番号やリンクを表示したり、対処を促したりしません。

– 警告が表示された場合は、パニックにならずに対処すること。まずは今開いているブラウザのタブやウィンドウを閉じて、デバイスを再起動します。警告が収まれば問題ありませんが、定期的に表示される場合は、通知設定が改ざんされている可能性があります。パソコンに詳しい方などに対処をしてもらうことをお勧めします。

– 個人情報やクレジットカード番号などを不審な相手に教えないこと。また、不審なサービスやソフトウェアに登録したり、インストールしたりしないこと。相手が欲しがるのは金銭に関する情報か相手を脅すために必要な情報です。まずは自分の情報は入力しないことを徹底しましょう。

– セキュリティソフトを常に最新の状態に保ち、定期的にスキャンを実行すること。また、OSやブラウザのアップデートも適宜行うこと。

– サポート詐欺は巧妙化しており、被害者も増えています。無理に自分のみで解決しようとせず、不安があるならそのまま電源を切って余計なことをしないようにするのも立派な防御です。「情報はうかつに入力しない」「派手な見た目はただの脅し落ち着いて対応する」「わからないなら閉じる・終了する・電源を切る」を心がけてみましょう。