モバイルバッテリーの保管について
2023.06.04掲載
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お役立ち情報

先日のような大雨や台風などによる災害による停電に見舞われた際にも役立ってくれるのがモバイルバッテリーです。
日常の外出時でもスマホやタブレットなどのデバイスを充電できる便利なアイテムですが、普段はあまり使わず置いたままのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

電池なんだから使うときだけ出せばよいと思われがちですが、実は適切な保管をしないと劣化したり、発煙や発火の危険性があります。ここでは、モバイルバッテリーの保管方法について紹介します。

<モバイルバッテリーの保管のポイント>

– 高温多湿や直射日光を避ける
モバイルバッテリーは、温度や湿度に敏感なリチウムイオン電池を搭載しています。高温多湿や直射日光が当たる場所で保管すると、電池の劣化が早まったり、発煙や発火の原因となったりします。そのため、常温・常湿で風通しの良い場所で保管することが望ましいです。
また、衝撃や圧力を避けるために、他の物と一緒に詰め込まないようにしましょう。

– バッテリー残量を40~50%程度にしておく
モバイルバッテリーを長期間保管する際は、満充電や完全放電の状態ではなく、40~50%程度のバッテリー残量で保管することが推奨されています。満充電や完全放電の状態で保管すると、電池内部の化学反応が変化したり、自然放電が進んだりして、劣化や故障の原因となります。

– 3カ月に1回程度充電する
モバイルバッテリーは使用していなくても、時間が経つと自然放電によって徐々に電力が低下します。そのため、長期間保管する場合は3カ月に1回程度充電して、最低でも40~50%程度のバッテリー残量を維持することが必要です。完全放電した状態で放置すると、再び充電できなくなる恐れがあります。